Title No,147

2012年 8月
東京総合車両センター見学

ここ最近のHPのネタと言ったらクルマやら電車やら乗り物ネタばっかりになっておりますが・・・今月は電車です!大井町にあるJR東京総合車両センターでは毎年8月最後の土曜日に夏休みフェアが行われ一般公開されています。



年に1日だけ、それも10時〜15時までの限られた時間に一般公開されているため、毎年このイベントは混んでいます。午前中は家族連れやテッちゃんを中心にJR大井町駅(徒歩5分)から列ができる程で、特に館内の展示スペースに並ぶ車両は人気の撮影スポットになっています!


今年は国鉄時代からJR時代の新旧共演でしょうか・・・左から、国鉄「あまぎ色」に塗り替えられた「185系」、今は無き「はくつる」のヘッドマークを着けた「EF81系」、現代のJR東日本を代表する通勤電車「E233系」、二世代目の成田エクスプレス「E259系」です。



東京総合車両センターは山手線の車両基地としての役割と主に首都圏を走る通勤型・近郊型車両(山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線)の定期検査や改造を行っています。



こちらはイベントで毎年行われている「車体の上げ下ろし作業」の実演の様子です。クレーンで持ち上げられた車体が台車と分割され点検修繕されます。電車の仕組みがこの角度からだとよくわかりわかりますね。



国鉄時代から活躍している事業用車の「クモヤ143系」牽引車と「クモヤ193系」電気検測試験車です。こちらは駅ではめったに見る事ができません。2両が並んでいるシーンならなおさらです!

「クモヤ」の意味は・・・
ク:運転台を表す記号
モ:モーター車の「モ」
ヤ:事業用車「役人」の「ヤ」

     だそうです。
       なるほどね・・・


台車やモーターなど車体を構成しているパーツが各ブースで展示されており、具体的にどの形式の車両で使われているモノなのかイラストで案内されています。近くでみると各バーツがデカい!
 

                 
「ポニーと遊ぼう」!
大井競馬場が近いためか、こちらも毎年行われているイベントの一部です!電車の脇を可愛いポニーがねり歩き場内を和ませています。夏休み期間なので家族連れの方は大喜びでした。
テッちゃん大集合のブースと言えば部品の即売会場です。コレクション定番のサボ、行き先表示板の他、ここで買ってどうやって持って帰るの?って言う大きな電装パーツまで売っています。好きな人には堪らないんでしょうね・・・
一般的な鉄道グッズも売っています。
自分としては実用的なおみやげを!ちょっと派手ですが、中央線「E233系」をデザインしたトートバッグです!ノートパソコンのバッグにでもしよっかな・・・



東京総合車両センター「夏休みフェア」は入場無料です。普段は何気なくお世話になっている電車を違った目線で車両基地から見るのはとても新鮮で楽しめます!