つづき



境内の移動中に見かけた看板です。過去から引き継がれてきた遺産は、また次の世代に受け継がれていくものです。文化財を大切にしましょう。
こちらも境内の移動中に見かけたお土産屋さんです。ちょうちん・扇子やなぜか鹿のかぶり物をしたアンパンマンまで!?法隆寺にあまり関係ないグッズまで売られていました。
夢殿(奈良時代)

東院伽藍(とういんがらん)にある八角円堂の夢殿は739年に聖徳太子を供養するために建立されました。内部には聖徳太子等身の救世観音像が安置されています。
西円堂(鎌倉時代)

西院伽藍のさらに西側の小高い丘にある西円堂は古くから庶民の信仰が強く、多くの人々から奉納品が納められました。特に病気平癒を祈る人が多数詰めかけていたそうです。
西円堂のすぐ脇にあるこの鐘は時を知らせる鐘で、朝8時から夕方4時までの2時間おきにその数だけ撞かれ、丘の上からの音色は広い境内に響き渡ります。
最後に丘の上から緑に囲まれた五重塔を撮影、約2時間の拝観を終えました。
境内を出て帰りはJR法隆寺駅へ向いました。駅前の商店街で見かけた斑鳩町(いかるがまち)のマンホールには法隆寺が描かれていました。
大阪方面へ向うJR大和路線は関東人には懐かしい昔の山手線カラーの車両が走っています。
JR法隆寺駅では改装工事が行われています。平成18年末に重なり屋根や太い柱でイメージされた寺院風の駅舎に生まれかわります。



法隆寺は1400年にも及ぶ輝かしい伝統を誇り、日本の歴史をひも解く上では欠かすことのできない仏教文化の宝庫です。みなさんもぜひ一度訪れてみて下さい!