Title No,073

2006年 7月
法隆寺へ行ってきました!

昨年11月に続き奈良の友人宅へ行ってきました。大和郡山市にある友人宅から約2kmの場所に法隆寺(斑鳩町)があります。法隆寺は日本の観光名所の代表として知られていることは元より、1993年に日本初の世界文化遺産として登録されました。その広大な敷地には飛鳥時代をはじめとする各時代の建造物が立ち並び世界最古の木造建築物である五重塔や銅像・書物などの国宝や重要文化財が2000点以上にも及ぶ仏教文化の宝庫として注目されています。今月は法隆寺拝観の報告です!


早速、知人宅近くのバス停から奈良交通バスに乗って約5分、法隆寺前に到着です。
バスを降り長い松並木を通り法隆寺へ向います。ちなみにこの日は雨上がり直後の曇りです。
南大門(室町時代)

松並木を歩き終えると法隆寺の正面玄関にあたる南大門へ着きます。1435年に焼失され、この門は3年後の1438年に再建され現在に至っています。
平日朝8時過ぎの境内はガラガラで、自分以外の観光客はまだおりません。世界遺産を貸切です!
中門(飛鳥時代)

西院伽藍(さいいんがらん)の入り口にあたる中門の両脇には守護神である仁王像が安置されています。建物左側(画像拡大右下)の像が日本最古の仁王像とされています。西院伽藍の中に法隆寺のメインである五重塔と金堂があります。
五重塔と金堂(飛鳥時代・607年)
世界最古の木造建築物

五重塔はストゥーパとも言われ釈尊の遺骨を奉安するためのものであり、寺院において最も重要な建物です。左側の金堂には聖徳太子ゆかりの金銅や像が安置されています。以前の内部には壁画が描かれていましたが、昭和24年の漏電火災で焼失され、現在ではパネルに描かれた再現画がはめ込まれています。(内部撮影禁止)
大講堂(平安時代)

西院伽藍の奥にある大講堂は仏教学問を研究したり法要を行う施設として建立されました。925年に落雷で焼失された後、990年に再建されました。