Title No,077

2006年10月
美味しいハゼ釣り!

ハゼ釣りシーズン到来です。毎年訪れている羽咋川河口で今年も釣りをしてきました。何度も訪れては確実な釣果が期待できた羽咋川河口ですが、昨年は訪れた時期が遅かったせいか不覚にもまったく何も釣れずに帰ってきました。今年は少し時期を早め爆釣といきたいところですが…そんなリベンジを兼ねた釣行の行方や如何に!?・・・


詳しい場所は2000年9月号をご覧下さい。

毎年訪れている羽咋川河口です。海沿いを走る能登有料道路の橋を境に手前と奥では釣れる魚種が若干違います。橋の手前(上流側)ではハゼの群れが多く数釣りが楽しめます。また鯉の泳ぐ姿も時々見られます。橋の奥(下流海側)は海水が混じるのでハゼの他にシロギス・シタビラメ・セイゴなどの五目釣りが楽しめます。
海側の第一投目でいきなりアタリがありました。この薄っぺらい魚はアジの仲間のヒイラギという魚です。この魚を専門に狙うヒトはほとんどいない外道の魚です。(リリース)
続いてキャストを繰り返し・・・フィッシュオン!やっぱり今年もハゼがいました。元気な15cmオーバーです。すかさずEOSで1枚撮影!
本人登場!

魚のアタリを待ちながら何気に今夜のレシピを思い浮かべている様子・・・シロギスも混じり調子が出てきました!まずまずのよいテンポ!釣れた魚の数が増すごとにレシピの数も増しワクワクするワケですが、このペースなら軽く2品はイケそうです!
ハゼのダブルもあり約3時間でハゼ19匹とシロギス3匹が釣れました!

ココからは料理編です。今回は揚げ物ベースの2品目を
ご紹介します。その前にまずは下準備から・・・

1.ウロコを取る

ハゼやシロギスには細かいウロコがある。スプーンを裏返し表面全体のザラザラ感がなくなるようにウロコを取り除く。
2.頭を取る

魚の首の部分から包丁を入れ頭と腹ワタを取とる。続いて中をきれいに水洗いする。
3.腹開きにする

2で頭と腹ワタを取った状態でも揚げ物にできるがサイズのあるものは開いて中骨を取る。左右から中骨に沿って包丁の先端を入れ身から切り離す。
釣り好きたる者、この程度の下準備はマスターしておきたいものです。魚の調理本をマメにチェックしておけば小型の魚は簡単にさばけます。
4.粉をつける

開いたものは両面に、頭を取ったものは表と中に粉をつける。まんべんなく粉をつけるが余計な粉は手ではたいて落とす。今回は小麦粉と片栗粉を混ぜた粉を使用。
5.油で揚げる(2〜3分)

180℃の油で魚を揚げる。カラッと揚げるために二度揚げするのも良いが焦げないように注意する。(小さめの鍋を使い「地球に優しく」少ない油で揚げているため鍋を揺すって火の通りをよくしている。)
ご覧のように揚げ物がたくさんできあがりました!塩をふってこのまま頂きたいところですが、ここから更にレシピが続きます!今回は南蛮漬けと大根おろし煮を作ります!



2品作るので揚げた魚を南蛮漬け用と大根おろし煮用に分けます。開きにしていない頭と腹ワタだけを取ったものは全て南蛮漬けに使います。では、各レシピをご覧の下さい。



南蛮漬けコース       大根おろし煮コース