Title No,082

2007年 3月
名水→かきまつり→食祭市場

今月のHPも「食」の話題です。6年ぶりに穴水かきまつりに行ってきました。この冬、世間ではノロウイルスが流行し、その風評被害によりかきの消費量が落ち込んでいます。かきを扱う穴水町の飲食店でもかきまつりメニューのキャンセルが相継いだそうです。かきは火を通し正しく調理すればまったく問題なく安全で美味しい食材です。久々のかきまつりに大満足!!冬の味覚を十分すぎるほど堪能してきました!さらに今回は七尾市内で名水&食祭市場の寄り道の話題もあります。




金沢から穴水町・中島町・七尾市へは国道8号線〜159号線〜249号線を利用します。穴水町まで約100km、2時間で到着します。(中島町は市町村合併により現在は七尾市になりました。)なお、前回訪れたかきまつりのページは2001年3月号です。

藤瀬の霊水

かきまつりの前に穴水町の手前にある中島町に立ち寄ることにしました。森の中にある「藤瀬の霊水」は病の治る水として知られています。昭和54年のある日のこと、近くに住む人が夢にあらわれた「月光観音」のお告げ通りに、この地の水を飲み続けたところ重い病気が全快したそうです。その後、口コミでウワサが広がり脚光をあびている名水です。
川のすぐ脇にある水くみ場(霊水公園・駐車場代300円)では順番を待つボトルタンクの列でいっぱいでした!白く見えるのがボトルタンクです。ざっと50本近くはあります。この日は日曜日の昼過ぎで待ち時間は約30分です。
藤瀬の霊水は口あたりが良く飲みやすいと評判でゲルマニウム・カルシウムが多く含まれているそうです。石川県内はもちろん富山県から汲みに来る方もたくさんいるそうです。
用意した2リットルのペットボトルに2本水を汲んできましたが、バスケの合間や風呂上りに飲み僅か1週間で無くなってしまいました。この水は確かに美味い!あとを引く名水でした。たくさんの人が汲みにくるのも納得できます!
穴水町・民宿「かき浜」到着

かきまつりとは毎年1月上旬から3月末までの毎日、穴水町内の加盟15店舗で統一のかきフルコースを堪能できるイベントメニューです。(要予約・3990円)
水揚げされたばかりのかき!

なんとこのボール1杯分が最初のメニュー「焼きがき」の1人前です。コレ以外にモズク酢・カキフライ・かきご飯・味噌汁が出てきます!
貝を丸ごと炭火でじっくりと焼きます。熱で殻が割れて跳ねることがあるので注意しつつ焼けるのが待ち遠しいひと時・・・表面が乾き白くなった頃に湯気が吹き出ます。ソコがまさに食べごろ!
焼きがきの際はエプロン・軍手・ナイフを貸してもらえます。ボールに入ったかなりの数をテンポ良く焼いて熱くて美味しい焼きがきを楽しみます。



ナイフで貝をこじ開けると磯の香りが漂います。ご覧のような美味しい焼きがきができあがりました!天然の塩加減に身がポッテリ♪プルン♪とジューシーな海の幸を堪能(^!^)レモンを絞っても好し!かきを焼く前に日本酒を入れて酒蒸しにするオツな食べ方もオススメ!



焼きがきだけで既に満腹の方もいるようですが、まだまだコースの前半です。メニューはさらに続きます。